02.目が合うアイツは いつも俺の目を見ていた。 ゴーグルで遮られているにもかかわらず 俺の目をいつもまっすぐに。 ゴーグルがあって良かった。 あの目線を 直接受け止めるなんて 耐えきれない。 「ブルース」 呼ばれた直後、 どうしても目は合ってしまう。 そんなとき、 吸い込まれて、何もかも見透かされてしまうようで。 ゴーグルの下で いつも俺は目線をそらす。 ばれないように そっと・・・。ヘタレ(いきなりソレですか) ちょっとマテやブルース。 君はどこの乙女ですか(書いた奴が言うなよ) 目も合わせられないなんて、ねぇ?(いや、だから(略)) 青春真っ盛りですか?(違) ・・・偽者でゴメンナサイ。