こちらは『こんな場所で』のおまけです。 
おまけの方がはるかに文章長いですけどね。 
ぶっちゃけヤっちゃってます。。
メットレスで。 
普通にナビのスーツじゃなくて服で。 
しかも当然ながらカネシャドで。 
エロばっちこーいとかクソつまらん小説を読んででもいいから暇をつぶしたい方どうぞ。 
オッケーな方は下に設定。 


























<カーネル> 
前髪はVカット。とは言ってもサイドも前髪もかなり長め。 
後頭部はナビのまんま後ろに尖ってます。 
切札勝舞と言えばわかりやすいのではないかと。 
  
<シャドー> 
前髪はど真ん中で分けてます。アレですほらミヤビ様。 
さらさらの黒髪?ショートですが、若干長めです。 
前髪も長め。おもいきり目が隠れる長さ。 
  
  
  
  
  
で、もって。 
カーネルはなんつーか天然Sっぽく、シャドーはM気味です。 
シャドー、かなり啼いてます。 
かなり乙女です。 
しつこいですがホント暇な人だけのほうがいいと思います。 
生ぬるいと激しいの中間らしいです(妹談) 
それではどうぞ。 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
09:こんな場所で・おまけ 
  
  
  
『ぁ、はぁっ…んやっ、あ、ひぅっ…!』 
『っ…シャドー…っ』 
『ぅあっ、カ…ネ、カーネ、ルぅ…!』 
  
  
背後から突き上げられる衝撃に、声を上げることしか出来ない。 
瞳からは愉悦の涙がこぼれ、唇からは淫猥な悲鳴が上がる。 
背を反らせる度に、彼の唇が素肌の背中を撫でた。 
ベースの黒いスーツは解除済み。 
衣服プログラムにより、普段なら硬質の外装は…柔らかな着物に変わっていた。 
腕に引っかかる袖のデータが少々邪魔だ。 
殊更、柱にしがみついて、なんとか崩れ落ちないようにしている今は。 
  
  
『待…て、も…ゆっく、り…』 
『すまんな…悪かった』 
『んく、ふ…ぁんっ…』 
  
  
突き上げが激しすぎて苦痛の方が勝っている。 
それを切れ切れの息で必死で告げれば、すぐに彼は応じてくれた。 
激しかった突き上げは多少落ち着き、快楽がより強くなる。 
突き上げられるのは苦痛だが、緩やかに焦らされる事はもっと辛い。 
今度はかなりゆっくりとした動きで内壁をすりあげられて。 
逆に…穏やかすぎる動きに焦れてしまう。 
  
  
『…ぅんっ』 
  
  
身体が、震える。 
身体だけを望んでいるようで正直腹立たしい。 
浅ましい自分に吐き気すらもよおすほど。 
それでも。 
身体は…覚えた快楽を、強請る。 
  
  
『っは、あぅ…』 
  
  
震える指先に力を込めて、柱から少しだけ身体を離す。 
少しでも身体を動かせば身体中を駆け巡る快楽。 
それに耐えて無理矢理首を捻れば…ようやく視界にはいる、彼の姿。 
  
  
『どうした…?シャドー』 
『…っ』 
  
  
彼の声に、小さく横に首を振る。 
ジェスチャーが彼に通じないのは解っているが、つい。 
声に出してなど言えない。 
「動いて」などとは、決して自分からは言えない言葉。 
  
  
『…シャドー』 
  
  
優しく名を呼ばれ、穏やかな翠緑玉の瞳がこちらを見返す。 
いや、穏やかなだけではない。 
その瞳の中には、普段なら見る事の出来ない…欲情の炎が揺らめいていた。 
ナビスタイルから衣服プログラムへと移行した姿。 
詰め襟の黒い軍服。 
その襟元のホックは外されていて、鮮やかな緑青のマントが意識に鮮烈に残る。 
普段なら白い手袋をはめている―大きな掌。 
今はその手袋が床に落ちているのが…何故だか卑猥に思えて。 
また、身体の奥が疼いた。 
  
  
『…黙っているなら、動くぞ?』 
『っ…ぁ、待て…!』 
  
  
見惚れていた時間が長かったか。 
痺れを切らせた彼が、そのままの体勢で無理矢理唇を重ねてきて。 
筋がひきつれて辛い体勢に眉を寄せた瞬間。 
彼の切っ先が、再び勢いよく打ち込まれた。 
  
  
『ふ、んぅっ…!』 
  
  
唇は離れない。 
無理矢理引き寄せられて近くなった上半身が、苦痛を訴えた。 
胸元に腕が回されて、抱き寄せられ…身体が震える。 
  
  
『ぁ、あぅ…ひぃっ…!』 
『っは…シャドー…っ』 
  
  
突き上げの衝撃に唇が離れた。 
ようやく解放されたそこからは悲鳴があがり、銀の糸がひく。 
ゆっくりと太股を撫でられて。 
その掌は、そのまま…膝裏までを優しく辿る。 
  
  
『…しっかり、柱に掴まっていろよ…?』 
  
  
首筋に唇が寄せられる。 
頸動脈のあたりから露わになった顎までを、ゆっくりと舐められて… 
もう一度、脚を撫でられた。 
予感に身体を堅くした瞬間…片足が、持ち上げられて。 
  
  
『っんゃ、ひっ…やあぁっ!』 
  
  
ぐぢゅ、と…卑猥な水音を響かせたそれが、再度身体に埋め込まれた。 
横からの体勢で深く突きいれられて、否応なしに感じさせられる。 
熱く堅くたぎったそれに、容赦なく最奥を嬲られた。 
  
  
『ア、やぁっ…だ…め、駄目…だ…!』 
『っは…何がだ、シャドー…?』 
『無理、だっ…立、て…られなっ…』 
  
  
突き上げられる合間に必死で彼に懇願する。 
いくら何でも、この体勢は辛くて。 
柱に身体を寄りかからせても、片足だけでは立っていられない。 
まして、彼自身を銜え込まされたままで、脚がまともに機能するはずもない。 
  
  
『…すまんな…無理をさせてばかりだ』 
  
  
酷く優しい口付けが、目元に降る。 
身体の動きを緩めた彼は、その優しい動きのまま。 
切っ先をゆっくりと身体の中から退け始めた。 
  
  
『…っんぁ、ふぅっ…』 
  
  
持ち上げられて宙に浮いていた片脚も降ろされた。 
ゆっくりと彼が抜け出ていく喪失感に、背が震える。 
その緩慢な動きがじれったくて…甘えたような吐息がこぼれた。 
出ていかないでほしくて。 
もっと…快感が欲しくて。 
あぁ、なんて矛盾。 
  
  
『やぁっ…待、て…ぇ』 
『大丈夫だ。すぐにいれてやる…』 
  
  
思わず引き留めれば、苦笑したような声。 
その唇がおそらく弧を描いているだろうという事が簡単に解る。 
楽しげな空気と共に耳元に寄せられた唇が…そっと囁いた言葉。 
  
  
『お前は本当に慣れる事がないな』 
『あ、はぅ…』 
『そこがまた愛しいのだが』 
『…っク、あぅっ…!』 
  
  
突然―勢いよく、彼のモノが身体の中から抜かれる。 
その瞬間に内壁の一番感じる所を強く擦られて、また悲鳴があがった。 
強すぎる刺激に…感じすぎてしまって。 
情けない事に、そのまま柱に抱きつくようにして崩れ落ちてしまう。 
  
  
『っあ、はぁっ…』 
  
  
冷たい柱の感触が火照った身体に心地よい。 
小刻みに震える腕で、必死に体勢を立て直そうとしていたら。 
優しく…背後から抱きしめられた。 
  
  
『お前は本当に快楽に弱いな…』 
『経験が…今までにない、と…言ったで、あろうが…っ』 
『あぁ。だが私はとうに我慢出来る程には慣れたぞ』 
  
  
宥めるような手つきで、中途半端に脱がされていた着物を奪われる。 
帯はすでに解かれてそこらに転がっていた。 
優しく露わになった肌を撫でられれば。 
いやでも、じりじりとした快感が身体を巡り始める。 
  
  
『カーネル…』 
『ん?』 
  
  
優しく頭を撫でられて、反射的に身体が彼の方へと向いた。 
正面からゆるやかに抱きしめられると…身体が彼の空気に包まれる。 
その温かさに息をつき、理解した。 
…奥底から這い上がってくる思考からは、逃れることなど出来ない事を。 
  
  
『すまぬっ…も、う…』 
『…我慢出来ないか?』 
『…っ…欲しい…そなたが、欲しいっ…』 
  
  
この上なく楽しそうな彼の表情に、全身が朱に染まる。 
それでも。 
胡座をかく彼の膝を跨ぎ。 
首に腕を回し、口付けを仕掛けた。 
  
  
『…ん、はぁっ』 
『自分で出来るか?』 
『…っ』 
  
  
細められた瞳が、こちらをじっと見つめる。 
それは可能かどうかを聞いているのではない。 
…実行するだけの気力と度胸があるか、と問われているのだ。 
  
  
『…出来、る…』 
『……いい子だな、シャドー』 
  
  
小さく震える唇で。 
それでも「イエス」と言葉を紡いだ自分と。 
今までに見た事のない程の意地悪い笑みを浮かべる彼に。 
彼と欲望の前に陥落したことを、はっきりと理解した。 
不安。 
羞恥。 
多くの感情が混沌のように渦巻き、思考を乱す。 
  
  
『…ンッ…!』 
  
  
それでも―快楽に忠実な身体は。 
押しあてた彼の切っ先を飲み込もうとして。 
すでに役にたたない腕を何とか引きずり、彼の背に回す。 
肩口に顔を埋めて…ようやく息をついた。 
まずは心構えをしなければ、このような事は出来やしない。 
激しく脈打つのは偽物の心臓。 
それでも。 
この想いは、感情は…バグではないと信じたかった。 
  
  
『カーネル…』 
『何だ』 
『…抱きしめては、くれまいか』 
  
  
乱れた息を整え、彼の胸元にすがりつくと。 
すぐさま大きな手のひらが背に回った。 
優しい手のひら。 
落ち着かせるように撫でられて、身体から余分な力が抜ける。 
そっと彼の熱に指を這わせると…脈打つそれは、まだ堅くたぎっていて。 
這わせた指でそこを支えて…自分の最奥に押しあてた。 
いったん息を詰め、意を決して― 
  
  
『んぅっ…!』 
  
  
ぐりゅ、と。 
予想以上に卑猥な音が、結合部から漏れた。 
すでに散々かき回されたにも関わらず。 
繋がったソコは、望んでいた質量にさらに熱が上がる。 
先端だけどうにか飲み込んだ頃には…すでに何時達してもおかしくない程で。 
堪え性がない自分の身体に、思わず叱咤したくなった。 
  
  
『ぅあ…っ』 
  
  
微かに身じろぎすればひどく粘ついた音が響く。 
グチュ、とか…じゅぷ、だとか。 
イヤラシイ水音に身体が震えて、耳を塞ぎたくなるほど。 
彼の首にかけた腕だけで身体を支える。 
正しくは…繋がったそこでも、だが。 
身体をしっかりと支えて、そのまま。 
一気に腰を落とした。 
  
  
『くぅっ…!う、あっ…ン』 
『っ…シャドー、』 
『…っ、ぁ…?』 
『動けるか?』 
  
  
背筋を駆け抜ける快楽。 
狂いそうな身体を宥めるように、鼻先に甘い口づけが降る。 
その口づけは優しく、目元や耳にも唇が寄せられた。 
何度も何度も繰り返される内に。 
思考は、薄く霞がかかっていって。 
無意識の内に…小さく、頷いていた。 
  
  
『いい子だ』 
『ん、あぅ…っ!』 
  
  
一度軽く突き上げられて、甘い声がこぼれる。 
もう自分を保つことが出来ない。 
ただただ、彼が…欲しくて。 
  
  
『…―っ!』 
  
  
必死で腰を振る。 
快楽が欲しい。 
彼の熱が欲しい。 
…彼が。 
彼の愛が、欲しかった。 
ネットナビが愛を語るなんて、くだらない事かもしれない。 
けれど本心なのだ。 
オペレーターとは違う情愛。 
彼を…カーネルというナビを、愛している。 
  
  
『…あぁっ…カ、ネ…!』 
『く…シャドー…っ』 
  
  
―愛している。 
意識を手放す瞬間、耳に届いた言葉に。 
精一杯の力で抱きついて。 
深く。 
口づけを、交わした。 
  
  
  
◇◆◇ 
  
  
  
『……呆れた』 
『すまん』 
『ウイルスにでも襲われたかと思ったら、ヤり過ぎで腰がたたない?』 
『今日は少し…タガが』 
『アンタにタガなんかあるワケないでしょ、絶倫』 
  
  
ばーか、と額を小突かれる。 
それでも彼女は手早くリカバリープログラムを展開した。 
手際よく準備をする彼女に、私は前々から気になっていたことを口にしてみる。 
  
  
『フーガ』 
『ん〜?』 
『ナビが恋愛などと…お前は、無意味だと思うか?』 
  
  
彼女は、ちらと私を見ただけで。 
何も反応を返さない。 
伝わらなかったかと、もう一度口を開いた瞬間。 
彼女が先に唇を震わせた。 
  
  
『アタシは、ナビ同士だって恋愛する権利はあると思う』 
『…』 
『それに…人間と恋愛したって、構わないと思うわ』 
  
  
そっと、両の頬を彼女の両手のひらが撫でた。 
優しく微笑んだ彼女は。 
次の瞬間、リカバリープログラムを展開して。 
  
  
『互いを好きならそれでいいと思う』 
  
  
瞬時に私の身体を回復した彼女は、次に私の膝の上に目を落とす。 
そこには、素顔のままで静かに眠るシャドーマンの顔。 
優しくその素顔を見つめて。 
彼女は同じように、プログラムを起動する。 
  
  
『相手の立場は二の次よ。本当に好きなら…』 
『…』 
『……そんな事、気にしないと思うわ』 
  
  
回復を終えた彼女は私の頬に小さくキスをくれて。 
静かに眠るシャドーマンの額にも、同じようにキスを贈る。 
仕事は終わったと背を向ける彼女に。 
私は、小さく声をかけた。 
  
  
『…フーガ』 
『なぁに?』 
『……貴重な意見、感謝する』 
  
  
振り向いた笑顔は、とても美しく。 
どこか寂しげで。 
誇らしげなものにも見えた。 
  
  
  
私はいつか、きちんと言えるのだろうか。 
シャドーマンに。 
抱き合っている時の戯れ言のようにではなく… 
愛している、と。 
それだけを望んで。 
私は、膝に頭を預けて眠る彼の髪を。 
そっと…梳いたのだった。 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
スイマセンでした。(土下座) 
あれ、最初はヤってる予定だったのに! 
おもっくそ本番入ってる予定だったのに!! 
なんか結局最後まで書ききれませんでした。くそう。 
おまけになんか話繋がってない気がする(撲殺) 
とりあえず、ナビ同士の恋愛ってナビたちはどんな風に思っているんだろう、 
と思いながら書いてみたんですが。 
…どうなんでしょうねぇ。 
僕の考えが少しでも伝わったなら本望です。 
えーと、シャドーは思いきり慣れてるか思いきり慣れてないかの二極がいいです。 
むしろカーネル上官もどっちか極端がいいです。 
最後にフーガちゃん出てきましたけど、アレはウチのチーム設定なんです orz 
ロックがチームオブブルースの方に入っているので。 
だってロック真っ二つに出来ないじゃないですか! 
だからフーガちゃん入れてるんですスイマセンスイマセン(土下座連発) 
とりあえずこのお話はこれで完結です。 
お付き合いありがとうございました。